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AI(機械学習)2020/07/17

HRTECHとは?注目されている背景や種類など解説

HR TECHとは、AIやビッグデータ解析、クラウドサービスといったテクノロジーを活用して人事課題を解決に導くことを指します。HR TECHの市場規模は拡大しており、上手に活用することが求められます。 この記事では、HR TECHがなぜ注目を集めているのか、メリットやサービスの例などをわかりやすく紹介します。ぜひ参考にしてください。

HR TECH(HRテック)とは?

HR TECHとはHRとテクノロジーを掛け合わせた言葉です。HRとはHuman Resource、つまり人材を指します。HR TECHは採用やマネジメント、リーダー育成、勤怠や評価といった人事関連業務を、AIやビックデータ解析などのテクノロジーを用いて行います。AIなどを活用することで人事課題を解決に導き、効率的に業務を行えるようになるでしょう。

HR TECH(HRテック)が注目されている背景

HR TECHはなぜ注目を集めているのでしょうか。ここでは、HR TECHが注目される背景について解説します。

少子高齢化による労働力の減少

日本では少子高齢化が加速しています。そのため、労働力の減少が大きな課題です。さらに、転職のハードルも低くなっているため、人材確保の競争率が激化しています。限られた人材で生産力を向上させるためには、データやAIなどを活用した管理も必要です。

また、生産性の向上だけでなく人材確保の必要性も高まっています。HR TECHで業務を効率化することが人材確保にもつながるとして、注目を集めているのです。

働き方改革による労働の多様化

働き方改革が進んでおり、労働の多様化が加速化しています。例えば、出社せずに仕事ができるリモートワークや副業などを認める企業も増えてきました。さまざまな働き方が認められるようになったことで、従来のような一括管理ではうまくいかないことも多くなってきました。

多様な働き方に対応するために、データを活用した管理の必要性が増しています。そのため、ビックデータなどの最新テクノロジーを活用したHR TECHが注目されているのです。

テクノロジーの進化

テクノロジーの進化も欠かせない要素です。従来の人事ソフトは人事担当者だけが使うことを前提として設計されていたため、一般社員は使いにくいことがデメリットでした。しかし、スマートフォンが普及し、使いやすいソフトが増加したことで、人事担当者以外も気軽に使えるようになったのです。

また、テクノロジーの進化により、さまざまな分野でITが活用されるようになっています。AIやRPAなどの普及で人事業務の自動化も進んでおり、戦略的人事を実践できます。

HR TECH(HRテック)の導入メリット

HR TECHを導入するメリットとしては、人事業務の効率化が挙げられます。今まで紙で行っていた業務をデータ化することにより、人事業務が効率化され、人件費などのコスト削減効果も見込めるでしょう。

データを活用することで、社員の満足度向上も期待できます。データによって社員の離職予兆などが把握しやすくなるため、効果的なフォローが行えるのです。それぞれの特性や能力にあった適切な人員配置ができることで、満足度がアップし定着率の向上にもつながります。また、データに基づいた人事戦略を練りやすくなることもメリットの1つです。

HR TECH(HRテック)の種類

HR TECHにはどのような種類があるのでしょうか。ここでは、HR TECHの種類を詳しく紹介します。

労働力の獲得に関するシステム

HR TECHでは、労働力を獲得するためのシステムがあります。労働力獲得に関するシステムは、「一時的な労働力」「恒常的な労働力」「人間以外の労働力」の3つに大別されます。

一時的な労働力を獲得するためのシステムとは、クラウドソーシング、Uberのようなオンデマンドによる人材派遣サービスがあります。恒常的な労働力の獲得には、求人サイトやダイレクトソーシングデータベースなどがあります。人間以外の労働力を獲得するには、AIやロボット、RPAなどを活用して業務を自動化することが挙げられます。

人事や組織に関するシステム

人事や組織に関するシステムは、「人事に関するシステム」と「組織全体に関するシステム」の2種類に分類されます。人事に関するシステムとは、人事担当者が主に使うシステムです。また、組織全体に関するシステムは生産性向上や社員の成長につながるような組織全体に関わります。

人事に関するシステム

人事に関するシステムにはさまざまな種類があり、従来から活用されている人事管理や給与計算、労務管理なども含まれています。具体的なサービスとしては、中小企業向けクラウドサービス「人事労務 freee」や「SmartHR」などが挙げられます。この他にも、以下のようなシステムが注目を集めているのです。

・タレントマネジメント

・採用管理

・アセスメント

・分析レポート

・ピープルアナリティクス

・HRオートメーション

組織全体に関するシステム

組織全体に関するシステムは次のようなものが挙げられます。

・従業員満足度を調査するサーベイ

・福利厚生

・勤怠管理

・報償

・シフト管理

・LMS

・コミュニケーションツール

・目標管理

・業界特化SaaS

そのほかにも、社員のコンディション変化を把握する「Geppo」、目標を管理する「モチベーションクラウド」といったサービスがあります。新入社員のサポートを行うシステムなども提供されており、これらを活用することで社員の満足度向上が期待でき、生産性アップにもつながるでしょう。

HR TECH(HRテック)のサービス例

HR TECHにはさまざまなサービスがあります。ここでは、具体的なサービス例を紹介します。

採用管理システム(ATS)

採用管理システムは採用業務に関するサービスのことで、ATS(Applicant Tracking System)とも呼ばれています。採用管理システムの大きな特徴は、採用業務を一元管理できることです。応募者の履歴書を管理したり選考の進捗を把握したりするだけではなく、面接評価データなどの収集や管理、応募者とのメールでのやり取りなどもすべて管理できます。

また、求人を作成する求人管理、採用目標の進捗状況や内定承諾率といった採用全体の管理も可能です。

人材管理システム

人材管理システムは、タレントマネジメントシステムとも呼ばれています。人材管理システムでは、社員の人事情報全般を一元管理できます。社員それぞれの個人情報や、いつ入社してどの部署に配置されたのか、どのような評価をされたかや退社した日付、退社理由などを管理し、可視化することが可能です。

人事担当者や上司などの主観的な評価ではなく、データとして判断できるためより適切な育成や配置、評価ができることも特徴です。これにより、人事戦略に大きく寄与しています。

労務管理システム

労務管理ステムは、社会保険や雇用保険、給与計算といった各種手続きをサポートするシステムです。また、年末調整やマイナンバーなどの申告業務も労務管理システムで行えます。

従来は、社会保険などの保険関係や給与計算、年末調整などは人が手作業で処理していました。そのため、社員の負担が大きくなりミスが起こる可能性も高くなっていたのです。しかし、労務管理システムではそれらを一元管理できます。業務が効率化され、人件費などの削減も可能です。

勤怠管理システム

勤怠管理システムでは勤怠管理の効率化が図れます。従来の勤怠管理では、タイムカードの集計が負担、勤怠状況がリアルタイムで把握できない、シフト作成に時間がかかるといったデメリットがありました。勤怠管理システムを活用することで担当者の負担が大幅に削減できます。勤怠管理システムの機能は以下のとおりです。

・パソコンやスマートフォン、ICカード、GPS、指紋認証などによる打刻

・リアルタイムでの勤怠管理

・勤務シフトの作成・管理

・給与計算ソフトウェアとの連携

・休暇や出張、残業などの申請管理の簡素化

学習管理システム(LMS)

学習管理システムはLMS(Learning Management System)と呼ばれています。内定者研修や新卒入社・中途入社研修だけではなく、リーダー研修やマネージャー研修などに用いられており、さまざまな学習を管理するためのシステムです。具体的な機能は次のとおりです。

・受講者の成績管理

・学習教材の配信

・学習の進捗状況把握

・テストやレポート課題などの学習教材作成

また、受講者と管理者の間でディスカッションできるシステムやアンケートなど、コミュニケーションを深める機能を搭載しているものもあります。

HR TECH(HRテック)の導入について

HR TECHを導入する際には、人事に蓄積されているデータを活用しましょう。もしデータがない場合には、必要なデータを収集する、もしくは一元管理を進めていきます。HR TECHはデータがなくては上手く活用できません。そのため、データを収集する、一元管理することを意識しておきましょう。

HR TECHはITシステムの知識があまりない場合でも、初期設定から運用まで行えます。また、使いやすさにこだわって作られているため、IT部門ではなく業務部門主導での導入も可能です。

HR TECH(HRテック)今後の課題とは?

労働力の減少やAIなどのテクノロジーの進化によって企業経営の状況はめまぐるしく変化しています。環境の変化に対応するためには戦略人事が重要です。HR TECHは戦略人事の実践に寄与します。

戦略人事を実践するためには俯瞰的視点を持つことが必要です。自社のビジネスモデルや目標、組織などを俯瞰的にみて、HR TECHをどう使うか、誰が運営するのかなどをしっかりと検討しましょう。自社の課題や問題点、目標とする未来を見据えて、必要なサービスを見定めることが求められます。

HR TECH(HRテック)におけるAIの活用

HR TECHにおけるAI活用方法はさまざまです。例えば、採用業務では応募者へのメール送信などを自動で行ったり、応募者をリストアップ管理したりできます。また、過去に各部署で活躍した社員のデータを学習させ、最適な人員配置案を提案する、といったことも可能です。

ただし、HR TECHでAIを活用する際には、感情的な課題が生まれる可能性があります。採用や不採用時にAIが判断したという理由では、納得できない人も多いでしょう。感情面の問題でうまく活用できないケースもあります。

まとめ

業務の効率化や人材確保のために、HR TECHが注目を集めています。また、戦略人事に対応するためにもHR TECHの上手な活用が求められるのです。しかし、HR TECHを導入しても運用できるか不安を抱いていたり、ノウハウがないことを悩んでいたりする企業も多いでしょう。

Prediction One」は、データを用意するだけで高度な予測分析を自動的に実行できます。シンプルで簡単な仕様で、機械学習やプログラミングの専門スキルがなくても利用可能です。デスクトップアプリでセキュリティも万全です。HR TECHの導入を検討しているのなら、ぜひ一度お試しください。

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