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データを分析する2020/06/18

オープンデータとは?導入のメリットや選ぶポイントも解説

オープンデータとは誰でも閲覧できるように公開されているデータのことです。オープンデータをビジネスに活用したいと考えている企業や担当者も多いでしょう。この記事では、オープンデータの初歩的な情報を知りたい人に向けて、オープンデータとは何か、活用するポイントなどについて解説します。活用事例も参考にして、自社の予測分析に役立ててください。

オープンデータとは?

オープンデータとはその名の通り、公開されたデータです。オープンデータというと行政によって公開されたものというイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、公開されているデータは行政が保有しているものだけでなく、企業などのデータも含まれています。Web上に公開されており、誰でも利用・閲覧・再配布できることが特徴です。

オープンデータソース

オープンデータソースには、さまざまなジャンルがあります。

・各国の政府機関

・医療

・金融、経済

・ジャーナリズム、メディア

・教育

・観光

さらに、検索エンジンのデータをもとにしたものや、ECサイトの注文情報などを取得したものなど、オープンデータソースは多岐にわたります。

データを公開する理由

行政の透明性や信頼性を高める目的があります。データが公開されることにより、政策や支出などの妥当性を評価しやすくなり、信頼度が高まります。また、ビジネスの活性化も目的のひとつです。オープンデータを活用することで業務の効率化が図られ、新しいビジネスの創出につながるといわれています。

オープンデータとビッグデータの違い

ビッグデータとは、企業などが保有している莫大なデータを指します。これらのデータの解析や分析によって、課題や新しいサービスなどを生み出します。ビッグデータはオープンデータとは違い、公開することが目的ではありません。莫大な情報を収集・分析することが目的のため、一般に広く公開して役立てるオープンデータとは、目的も性質も大きく異なります。

オープンデータの始まり

日本国内でオープンデータへの取り組みが本格化したのは、2012年だといわれています。これは世界的にみると遅れを取っており、世界では2004年にケンブリッジ大学、2008年に国連、2010年には世界銀行がデータの公開をはじめています。

オープンデータが注目されている理由

オープンデータを活用することで、官民協働の改善やサービスの提供、企業活動の効率化や新しいビジネスの発展などが見込めます。そのため、日本経済の活性化につながると期待されており、注目を集めているのです。

オープンデータのビジネスへの活用

オープンデータをビジネスに活用するためには、どうすればいいのでしょうか。ポイントや注意点などを解説します。

ビジネスにおけるオープンデータの価値

ビジネスにおけるオープンデータの価値は大きく分けて2つあります。具体的にどのような価値があるのか紹介します。

ビジネス展開

オープンデータを活用することで、新規ビジネスの構築ができます。外部からのデータには自社にはないアイデアや技術が詰まっています。そのため、それを上手く活用できれば今までにはない新しいビジネス展開が期待できるのです。

課題解決

ビッグデータの課題解決も期待されます。データがあっても解析・分析できなければ役に立ちません。データを公開することで外部ナレッジを活用し、自社では解析できないデータも有効活用できるようになります。また、自社には必要ないデータを交換・販売するニーズマッチングも可能です。

他のサービスやデータと組みあわせることにより、データの付加価値向上も見込めるようになるでしょう。

オープンデータと自社データ

オープンデータだけでは、自社のビジネスに活かすことは難しいでしょう。オープンデータと自社データを組みあわせることによって、予測分析が可能になるのです。外部データによって自社データに足りないものを補うことを意識しましょう。

Prediction Oneでは、データを用意するだけで自動的に高度な予測分析を実行できます。

複数のデータセット活用時の注意点

複数のデータセットを活用する際には、データ間の関連付けが重要です。より細かな粒度で結合したほうが分析の精度は高くなりますが、用いるデータによって粒度は異なります。自社データとオープンデータを結び付けて分析する前に、どの程度の粒度で関連付けできるかチェックしましょう。

オープンデータの作り方

オープンデータを作る際には、担当チームを決めてデータの棚卸しを行い、現状を把握します。現状把握が済んだら公開データの準備を始めましょう。データ公開の仕組みと作成したデータを公開するための場所作りです。この際、利用のルールなども定めておきましょう。すべての準備が整ったら公開、改善サイクルを回します。

オープンデータを活用する際のポイント

オープンデータを活用するときに押さえておきたいポイントが3つあります。それぞれ具体的に説明します。

課題の特定からはじめる

オープンデータを活用する際には、課題の特定から始める必要があります。公開されているデータ量は膨大で、1つずつチェックするのでは時間がかかりすぎてしまいます。そのため、自社の課題を特定し、解決に利用できるデータを探したほうが効率的です。

データソースの取得方法を確認する

オープンデータの品質にはばらつきがあるため、データソースの把握を意識しましょう。データソースを把握することで、データの信頼性に関する偏りを避けられます。データソースを取得し、自社に必要な情報かどうか取捨選択する必要があります。また、情報の種類や量は日々変化するため、利用可能なデータを継続的にチェックしましょう。

オープンデータの使用制約を確認する

自治体などが公開しているデータとは違い、企業が公開しているデータは二次利用に関する制約が設けられていることが多いです。使用したい分析に使えないケースもあるため、あらかじめ使用制約を確認しておきましょう。

オープンデータ活用事例

ここでは、オープンデータの活用事例を紹介します。行政だけでなく製造業やアプリなど幅広い事例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

行政

福井県鯖江市は、オープンデータに関して先進的な取り組みを行っています。市内のトイレ情報から始まり、観光やイベント情報、人口統計、避難所といった施設情報などさまざまなデータを公開しています。市営バスの運行情報がリアルタイムで確認できるなど、官民協働でサービスを提供していることも特徴です。

製造業

半導体メーカーでは、雨量の実績・予報や付近の河川の水位、河口部の潮位などのオープンデータを活用しています。これにより、大雨の際に最寄りの川の水位予測が可能になり、氾濫警戒域に達するかどうかの見込みを立てられるようになりました。氾濫対策の初動が早くなり余裕を持った対策が立てられるため、工場の安定運営につながっています。

アプリ

自治体情報

『税金はどこへ行った?』は、自分が支払った税金が1日あたりどのように使われているのかをチェックできるアプリです。自治体と家族構成を入力するだけで簡単に確認できます。

『Zaim』は家計簿アプリですが、自治体の給付金データなどを集約していることが特徴です。ユーザー情報と照合して、補助金や給付金のデータを提供しています。

観光スポット案内

『ココシル札幌』はオープンデータを活用した観光案内アプリで、6カ国語での情報提供を行っています。現在位置にあわせて交通機関の利用方法や観光地の解説、ホテルの案内などさまざまな情報が提供されます。

生活情報

『ごみすてナビ』はごみRDFオープンデータを活用し、ごみの収集日や分別についてナビゲーションしてくれるアプリです。特定の品物の分類を検索もできるため、どのように分別すればいいのかわからない人にも便利です。

災害情報

『全国避難所データベース』は自治体の定める避難所の正確な位置がわかるアプリです。都道府県や市町村だけでなく、定員や利用条件などからも避難所を検索できます。

『台風リアルタイム・ウォッチャー』は減災リポートとデジタル台風のデータを活用しているアプリです。1時間ごとにデータを収集・更新しているため、各地の災害の推移が把握できます。

まとめ

オープンデータの活用によって、新しいビジネスの構築や課題解決などが期待できます。

Prediction Oneは、データを用意するだけで高度な予測分析を自動的に実行できるだけではなく、高い予測精度を誇っています。予測理由も把握できるため、ビジネスアクションにもつなげやすいでしょう。機械学習やプログラミングなどの専門スキルがなくても利用可能です。オープンデータの活用を検討の際は、ぜひお問い合わせください。

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